他人に優しくしたり自分の心を強く持とうとした時の失敗談

 

もっと多くの人に優しくしていきたい

もっと心を強く持って生きていきたい

 

そんなことを考えながら実際はなかなかできていないという人は多いかもしれません。

 

もちろん僕自身もまだまだです。

昔はよく自己啓発書に書かれているような

「感謝すれば、ポジティブなことをすれば人生が変わる!良くなる!」

と浅はかに考えていたこともありました。

 

とにかく無理矢理でも良い言葉を口にしたり考えようとしていました。

当然それだけは特に大きな変化はありませんでした。

それはなぜなのか?

 

フトした時にあることに気付きました。

それはポジティブな考えや言動の裏側に自分だけが良くなればいいという欲が隠れていたことでした。

 

つまり心の底から本気で誰かに感謝したり、誰かのために尽くすことなど全くできていなかったわけですね。

 

いつもあるのは自分が得するかどうかばかりでした。

はじめのうちはそんなことに気付きませんでしたが、

いわゆる自己啓発書に書かれているようなポジティブな行動を行うことが

非常にきつかったことを覚えています。

 

例えば

「ありがとうございます」

と口では言いながら心の中では違和感を感じていました。

 

それはそうですよね。

なぜなら本気で思っていないからです(笑)

 

自分を偽って

誰かに優しくしたり

 

自分の心が苦しんでいるのに

自分を大きく強く見せようとしても

 

それは本当の意味でポジティブなことではないのかもしれません。

 

よく’’一瞬で人生を変える’’とか言いますが、

僕にはまずその器が足りていないことに気付くことからが始まりでした。

 

これだけ世の中に良い情報が溢れて簡単に手に取れる中で

なかなか人生を好転させることができない人が多いのは

自分の欲ばかりが先に来てしまっているからかもしれません。

 

例えば売り込みばかりがすごいお店には何度も足を運ぼうとは思いませんよね?

 

でも心の底から「ありがとうございます」と言われると

僕たち人間は不思議と相手の気持ちを感じる能力が備わっているようです。

 

ネイティブアメリカンの教えで

「人の瞳は舌が発音できない言葉を話す」(クロウ族の言葉)

とあるそうですが、それに近いものかもしれません。

 

 

まずは自分を大切にすることから始める

 

一度しかないこの人生のこの瞬間を大切にしたい

と多くの人が思いながらどれだけの人が実際にできているでしょうか。

 

怠惰な気持ちや自分を偽った気持ちばかりで満ちていると

僕たちの人生はどんどん汚れていきます。

’’人生は楽しんだもん勝ちだ’’なんて言葉がありますが、

自分の人生を本気で楽しんでこそ人に優しくできるのかもしれません。

 

誰かの為と自分を犠牲にするのもいいですが、

その前にまずは自分の心の声に嘘をつかないことが何より大切ではないでしょうか?

 

自分を偽った人生で生きていると自分の心に余裕もなくなっていきます。

心に余裕がないと誰だって苦しいですよね。

そんな状態で誰かに優しくしたり、自分の器を大きくすることは難しいのではないでしょうか。

なぜなら自分の人生を生きていないために、心の底では自分自身が苦しんでいるからですね。

 

例えばやりたくもない仕事を毎日朝から晩までやって

人間関係も良くない職場にいるなんて心に余裕が生まれるはずがないですよね。

 

ブラック企業で働く人達は常にそんな状態なのかもしれません。

 

自分の心に余裕がないから・・・

他人にも優しくなれない

自分の心を強く持つこともできない

 

いつの間にか自分のことばかりを考えるような人ばかりで溢れてしまって

ブラック企業化してしまうのだと思います。。

 

あなたは本当はこれから何をしたいでしょうか?

どんな人生を望んでどんな未来にしたいと思っているでしょうか?

 

さらに厳しいことを言うならば、

今あなたが考える最高の人生へと続く努力をしているでしょうか?

僕たち人間はなりたいものになれる性質を持って産まれてきています。

 

ここまで来て人生はやっとスタートラインなのかもしれません。

 

今の自分は誰かを本気で応援してあげられるか

あなたも経験があるかもしれませんが、

自分の人生が良い方向に向かっている時は

不思議と誰に対しても優しくなれますし、自分自身も自然と成長していきます。

身の周りにも良い仲間が集まってきますよね。

 

例えば自分の好きなことをやって

自分の人生を生きている人達は

良い環境や仲間にも恵まれている場合が非常に多いです。

 

自己啓発書で書かれているような

’’全てのことに感謝する’’

’’ポジティブな行動や言動をする’’

’’いつも良い考え、イメージを持つ’’

 

こういったことは自分自身を偽らず、

誰かに決められたレールの上ではない人生を歩んでいれば

自然とできることなのかもしれません。

 

時には嫌なことや辛いこともあって、どうしようもないことに悩むことがあっても

目の前に感謝してしまうような現実が起こったり

いつも成長しあえる仲間が周りにいるわけですからね。

 

環境や周りにいる人がその人を作ると言いますが

この世界は似た者同士が集まるようにできていますから当然かもしれません。

 

あなたは今

 

・部下が仕事中に「少しだけ休ませて欲しい」と言ってきたら

「いいよ」と笑って言ってあげられる余裕はあるでしょうか?

 

・「こんなことをやってみたいんだ」

自分の子供が少し自信がなさそうに相談してきたら

心の底から「いいじゃん、やってみろよ」

と言ってあげられるでしょうか?

 

・間違った道に進もうとしている友人に対して

「それは良くないよ」

と言ってあげられるでしょうか?

 

もし誰かのことを考えるほどあなたが疲弊していたり、心に余裕がなくなっているとしたら

今は一度立ち止まってみる時かもしれません。

 

 

人生における苦労の仕方を間違えないこと

僕は昔

「苦労に苦労を重ねた我慢の人生が綺麗な人生だ」

と言われたことがあります。

 

もしかしたらあなたも誰かにそんなことを言われたことがあるかもしれません。

本当にそうでしょうか。。

 

それは昔の日本のイメージからくる誰かの価値観ではないと僕は考えています。

 

なぜならそんなことしなくても

僕たちは自分を磨くことができると思っているからです。

 

苦労をすることが人生において良い影響を与えてくれることは僕も同感です。

「苦労は買ってでもしろ」

と言われるぐらいですからね

 

ですが自分を押し殺して、自分を偽ってまで我慢をすることは、、

生き方としては正直少し違うのではないかと思います。

それを続けていると誰かに言われた通りの人生を歩むことになり、思考停止状態になってしまいます。

 

若者でも自分にはもう無理だと諦めている人は大勢います。

 

反面ネットが発達して日本の教育やメディアの洗脳に気付いている人もいますよね。

やりたいことをやって生きようとする人が増えているのは当然なのかもしれません。

 

少しずつ自分の大切なものを捨てながら

そこに気付かなくなっていくなんてあまりにも悲しいと思いませんか?

 

気付くといつも何もかも不自由になっていきます。

例えば心、お金、人間関係、自分自身、他人を思いやる気持ち・・・

たしかに何度でも人生はやり直すことはできますが、

気付いた時に行動した方がいいと僕は思います。

 

今のあなたの人生、そこにあなたらしさがちゃんとあって

心の底から笑えているのならそれでもいいかもしれません。

 

でも今の生き方に違和感を感じているのでしたら

誰かのために無理矢理笑わなくたっていいと思いますし、

そんな人生を歩む必要はあるとは僕は思えません。

 

それが大人の事情だと言うのなら

それはこれから変えていかなくてはいけない常識ではないかと思います。

 

少なくとも僕はそのままの自分でいられる人達と一緒にいたいですし、

これからもそんな生き方ができるように日々成長していきます。

 

そのためには自分らしくいられる環境に身を置くこと、

そんな環境を作る努力をすることが非常に重要だと感じています。

 

僕は無理して自分に嘘をつく人生を辞めてから少しずつ変わっていきました。

不思議とその頃よりも僕自身心を強く持てるようになったと感じています。

 

誰だって本当はもっと他人に優しくなれるはずです。

 

だから自分にも正直に

もっと自由に生きる道を歩んでほしいと思います。

 

綺麗事のような言い方になってしまいますが、

一人でもそんな人が増えれば世界はもっと良い方向に進むのではないかと僕は信じています。

 

 

全てを失ったおじさんからかけてもらった言葉

 

これは余談ですが、

僕のおじさんは自分の経営していた会社が倒産してしまい、借金取りに追われるような生活をしていました。

そんな状況になってしまってからは家族も友人も家も仕事も財産も信用も全てを失いました。

 

おじさんは僕の母の弟にあたりますが、当時の心境や状況は本当に大変だったと思います。

子供ながらになんと声をかけていいかわかりませんでした。

 

そんなおじさんがどん底人生から這い上がり、久々の再開ができるまで10年以上の月日が流れました。

当然久々に会うおじさんは昔よりも貧乏になっていましたし、社会的なステータスもありませんでした。

 

それでも僕はおじさんに対して昔よりも尊敬の気持ちを持っていました。

人としての厚みが昔とは全く違っていたからです。

久しぶりに会ったおじさんは昔とは比べものにならないぐらい優しい顔になっていました。

 

人は何度でも人生をやり直すことができるし、

人生の壁を乗り越えること、

自分の正しい道を歩む必要があることをその時学びました。

 

人生のどん底から這い上がったおじさんは当時生き方に迷っていた僕にこんな言葉をかけてくれました。

 

「人生は自分の好きなことをやって生きた方がいい」

 

その言葉はどんな偉人の書いた本や有名な人の言葉より僕の胸に強く突き刺さりました。

 

おじさんはその後に事故で亡くなってしまいましたが今でも僕の大切な言葉の一つです。

 

もし今何か苦しい状況にあるとしたら少しでも励みになればと思います。