・ネガティブな発言やネガティブな思考は良くないと知ってポジティブな発言を心がけたけどなんだか疲れてしまった

 

・どんな場面でもポジティブ思考でいることが大事であると自己啓発本などから学んだことを実践したけどなにか違和感がある

 

・自分を変えたい、もっと人生を良くしたい、悩みを解決したいと思ってポジティブでいようとしたはずなのに一時的には良くても元に戻ってしまった

 

そんな人は意外と多いと思います。

 

無理やりネガティブな感情を抑え込もうとしても「臭いものに蓋をする」のと一緒でなんの解決にもならないのかもしれません。

 

あなたがポジティブな思考や感情に疲れてしまったというのなら、それはあなた自身の深い部分の感情を無視してしまったからかもしれません。

 

よくなんでもかんでもネガティブを悪としてとらえようとする人がいますが、ポジティブも度が過ぎるとやはり違和感を感じるのは当然なのではないでしょうか。

 

何事にも一喜一憂せずに目の前に起きたことを冷静に分析することで自然とポジティブな思考や行動になっていたという状態を作り出すことが理想だと思います。

 

●ネガティブ思考は必ずしも悪いことではない

たしかにネガティブな感情は僕たちに良くない影響を与えることが多いかもしれません。

 

・ネガティブな思考や発言はネガティブな状況や人を引き寄せてしまう
・ネガティブは自身のエネルギーを下げてしまう

 

こういった話しはあなたがポジティブとネガティブについて調べていることからもご存じかと思います。

 

僕は実際にやったことがありませんが、ネガティブな発言を食べ物に言い続けると早々にカビが生えて腐ってしまうそうです。

反対にポジティブな発言を言い続けた食べ物はなかなか腐らず、カビが生えても発酵した匂いがしたそうです。

 

あなたも自分がネガティブな感情になってしまうとあまり調子が良くなかったり、気力がなくなってしまうような感覚を覚えたことはあるのではないでしょうか?

 

僕はひたすらポジティブな歌などが苦手なタイプでどちらかというとネガティブな歌の方が心を打たれることがよくあります。

 

ネガティブな歌の中には「ネガティブな感情、ネガティブな現実に目の前から向き合い受け止める」という強い意志を感じることができます。

 

それは時としてとても苦しいことかもしれませんが、その先に光があると信じて行動することに意味があると僕は思っているからかもしれません。

 

「ネガティブな自分を受け入れることで前に進む」

 

これは結果的にポジティブであると捉えることはできないでしょうか?

なぜなら決して下を向いているわけではありませんし、諦めてはいないからです。

 

ネガティブなことを受け入れた先には「では次にどうするか」という考えが浮かびます。

人はそれぞれ性格が違うようにポジティブな人もいればネガティブな人もいます。

それを無理矢理変えようとしてもあなたの根本的な真ん中の部分は変わることはありません。

 

また、人は喜怒哀楽の感情があることからもわかるようにポジティブな面もあればネガティブな面もあります。

どんな状況でも学べることはありますが、極端に無理矢理自分を押さえ込もうとしてもそれは苦しくなるばかりです。

なんでもポジティブでいることに疲れたという人がいるのも当然なのかもしれません。

 

あなたも無理にポジティブになろうとして一生懸命行動したにもかかわらず結局何も変わっていない感覚に悩んでいるのかもしれません。

 

世間ではネガティブな思考が悪いと決めつけられてしまいますが、ネガティブな思考の中には自分を知ることができるきっかけが数多く存在しています。

 

ネガティブな感情が生まれることはあなたの現状の問題を知ることができたり、あなたが大切にしている価値観を知ることができるからです。

 

例えば何か勉強を始めたが全くわからずに続かないとします。

それは現状の自分の能力と目指す目標に差がありすぎることがわかりますよね。

 

もっと簡単な小さな目標を立てればネガティブな感情になることは少なくなるでしょうし、目標を達成する可能性は飛躍的に高まるはずです。

一つずつ目標を達成していけば当初の大きな目標を達成することも不可能ではないと思います。

 

他にも会社で仕事をしない人や自分勝手に行動する人を見てイライラとしてしまうとします。

でもそれに対してイライラしてしまう自分はまだまだ精神的に甘いんだなと気付くこともできますし、自分はもっと自主性を持って仕事に取り組みたいと思っていたり、もっと周りと協調性を持って行動したいと考えていることがわかると思います。

 

ネガティブな感情や思考が一概に悪いことばかりでないのがおわかり頂けるのではないでしょうか。

 

●あなたの思考は潜在意識(無意識)によって決まっている

僕たちは日々の行動を潜在意識の領域で行動しています。

潜在意識の領域とは無意識下での行動のことです。

習慣化していることと言ってもいいかもしれません。

 

朝起きたら顔を洗ったり、人と話しながらでも車を運転できたりすることは無意識で行っていますよね?

 

つまり潜在意識(無意識)の領域でネガティブな思考でいる人はいくら表面的にポジティブに振る舞おうとしてもポジティブな思考にはなりません。

 

あなたが意識的に行動している部分を顕在意識と言いますが、潜在意識は顕在意識に比べて強力な力を持っています。

意識的な行動や思考は無意識の領域には勝つことができません。

 

逆に言えば自分の目指す思考へ潜在意識を書き換えてしまえば自然とポジティブな思考になると言えます。

 

あなたが常に人の悪い所に目がいってしまったり悪口を言ってしまうのであれば、それはこれまで何度も潜在意識(無意識)の領域に刷り込まれるぐらいに良くない言葉を発してきたということです。

 

あるいはネガティブな人ばかりがいる環境に身を置いてきた可能性もあります。

よく付き合う人を選びなさいと言われるのはあなたに環境や人が与える影響は計り知れないからです。

 

僕は以前の職場で大嫌いな上司がいたことがありました。

その上司はいつもネガティブでマイナスのエネルギーとなる言葉ばかりを発言していました。

僕はそれを聞いていつもとても不快に感じていたのですが、休日に友人と遊んでいた際に不快に思う出来事が起こりました。

 

その際に僕は職場で大嫌いな上司がよく発言している言葉と同じ言葉を発していたのでした。

僕はその時にハッと自分の発言に気付き、周りの環境が与える影響は計り知れないのだと実感しました。

 

あなたが無理矢理ポジティブな思考や発言にしようとして疲れてしまったのなら、それは潜在意識がネガティブな状態のままである可能性は高いです。

 

そんな時はまずポジティブな発言をしようと心がけるよりもネガティブな発言をしないと決めたり、ネガティブな環境に身を置かないことから始めてみるといいかもしれません。

 

 

●思考を変えたいなら自身のコンディションを整える

あなたはネガティブな思考からポジティブな思考に変換することで人生をより良くしたり、自分や自分の置かれている環境を変えたいと思ったのだと思います。

僕たちがイライラとしてしまったり、ネガティブな感情になりやすいのは大体同じような状況の時ではないでしょうか?

 

・焦っている
・忙しい
・疲れている
・予期せぬことが起こる
・自分の思い通りにならない

 

これらの中で「焦っている、忙しい、疲れている」に関してはある程度は対処することができます。

よく「自分の部屋の状態は心の状態だ」と言う人がいますが一理あると思います。

 

日々自分の時間がないと焦っていて忙しくなり、そんな毎日に疲れてストレスが溜まっているからネガティブな思考になりやすくなってしまうのだと思います。

心に余裕がある時はちょっとしたことにも寛容になれた経験は誰にでもあると思います。

 

たしかにこれだけ人手不足の社会で給料も上がらない中で必死に毎日どこかの会社で働いている人がほとんどだと思いますので、あなたが自分の時間に余裕を作ることは簡単ではないかもしれません。

 

僕は優先事項を決めて「やると決めたこと以外はやらない」としたことで大分これまでの行動が改善されました。

また常に時間に余裕を持って計画性のある行動をとることやしっかりと休憩をとることも意識しています。

 

つまり自身のコンディションを整えることで悪い思考になる可能性をできるだけ下げることができるのです。

 

あなたの行動はあなたの思考に直結しています。

 

僕たちの思考は自分の環境に大きく影響されるからこそ、自分でできることは意識して取り組まないとなかなか思考を変えることは難しいのかもしれません。

 

家でゆっくりとした時間を過ごしながら自分の好きなことをやっている時間はどんな人であってもネガティブな思考にはなっていないのではないでしょうか?

 

●「あきらめなければいい」と決めてすぐ変わろうとすることを諦める

あなたは今ポジティブな思考に疲れてどうでもよくなっている状況かもしれません。

でもせっかく自分を変えようとした状況をただ諦めてしまってはもったいないと僕は思います。

 

もしかしたらあなたはこれまでネガティブが状況になってしまうような行動や思考を繰り返してきたのかもしれません。

そんな状況から「このままではいけない」と自分を変えようとしたあなたの判断は正しいのです。

 

僕は昔、すぐ誰かの悪口を言ったり何か嫌なことがあった時に周りが悪いんだと愚痴ばかりを言っていた時期がありました。

するといつの間にか人生は何も変わらないどころかどんどん悪い方向へ向かっていく感覚に陥ったことを覚えています。

 

その時に周りではなく自分を変えなければいけないのだと初めて気付くことができました。

 

そしてたぶんあなたと同じようにポジティブな思考になろうと無理矢理なんでもポジティブに仕立て上げていったのですが結局疲れてしまいました。

 

でもそこから試行錯誤して自分のネガティブな思考や感情にも正面から向き合うことにしました。

「自分は今こう思っているんだな」とその時の感情を受け止めてあげることから始めました。

それが自分を変える本当の始まりであったと今では感じています。

 

この世の中は人生を楽しんでいる人とただ何もせずに現状に不満ばかりを抱いている人達のどちらかしかないようです。

 

不思議なことに人生を楽しんでいる人達はこれからもどんんどん人生が豊かになり、たとえ困難があってもそれを乗り越えるポジティブなエネルギーを持っています。

 

反面現状に不満を抱くだけで何もしない人は人生が悪くなる一方です。

 

40代、50代でも信じられないぐらい若く見えたりエネルギッシュな人がいるのはそのためです。

20代であっても人生を悲観的に捉えて諦めてしまった人はまるで生気がありません。

 

人生の何かしらの悩みを解決しようと試みているあなたはそれだけで既に少数派の勇気ある人なのです。

 

今はポジティブな思考に自分自身がついてこれないとしてもまずはそれを受け入れて少しずつ変えていけばいいのではないでしょうか?

 

例えば「今日は悪口を言ってしまったな、次からは気を付けよう。」と自分と言った相手に心の中で謝るだけでも全く違いますよね。

 

はじめはそんなところからでいいと思います。

無理に短期間でなんでも変えようとしてしまうから自分に負荷がかかりすぎてしまい反動が来てしまうのです。

 

あなたが何年も積み上げてきたことを1ヶ月や3ヶ月で変えることができると思いますか?

多くの人は1年で自分のできることを過大評価し過ぎてしまう傾向にあるそうです。

年始に掲げた目標をほとんどの人が達成できないことからもおわかり頂けると思います。

 

でも例えば3年、5年のスパンで見れば自分自身だけでなく、自分の人生だって変えられると思いませんか?

僕は少しづつ継続していくことでいつの間にか自分の思考や環境が変わっていることに気付くことができました。

 

焦る気持ちはわかりますが、そのぐらい心に余裕を持って長い目で自分の思考を変えていくつもりで行動することが大切なのかもしれません。

ポイントは自分の潜在意識(無意識)の領域が気付かないぐらいゆっくりと変えていくことです。

 

あなたはそんな大きな可能性のある未来へ既に一歩歩み始めているのです。

もっと今の自分を認めて信じてあげて下さい。