鬱病の人が増えている

「世の中はどんどん豊かになっているのに鬱病の人は増えている」

普通に考えればおかしいですよね?

鬱病の人が増えている理由は様々な議論がされています。

 

僕が鬱病になってしまった時の経験と

色々な職場で鬱病になっていた人の話を元に

僕なりの考えを述べようと思います。

 

鬱病に悩む人や鬱かもしれないと思う方の

何か役に立てばいいと思います。

 

日本の鬱病患者は増え続けていると言われています。

 

これに関しては、新しい抗うつ剤が開発されてから

急激に鬱病患者の増加が叫ばれているから

製薬会社やメディアの洗脳で嘘だと主張する人もいます。

 

ただ世界的に見ても鬱病の人は

3億人以上もいると言われています。

つまり鬱病で悩んでいる人が多くいることは

たしかだと言うことです。

 

鬱病になる原因

僕が鬱になっていた時のことですが

 

人生に挫折して目的を失ってしまった

自分の生きる意味がわからなくなってしまった

心身共にズタボロだった

将来に不安しかなかった

世界に絶望しかなかった

 

こういった症状が出ていました。

 

もしあなたやあなたの身の周りで鬱っぽい人がいたら、

その人はどうゆう状況に置かれているでしょうか?

 

本人的に何か現状に大きな不安を抱えている

プレッシャーに押しつぶされそうな状況にいる

学校や仕事、家庭などの人間関係がうまくいっていない

仕事や勉強、家事がうまくいっていない

何かを深く考えすぎてしまって自分と世界に絶望している

 

僕が見ていた限りではこういったことが

原因としてあったようでした。

職場を転々とする度に鬱病の人はどこにでもいました。

学校の交友関係でもいましたね。

 

そこに共通していたのは何か物事がうまくいっていないため、

不安や恐怖に襲われている点でした。

 

例えば毎日学校や職場で理不尽なことをされ続けたら

誰だって嫌になりますよね。

自分のやりたいことが見つからずにただなんとなく生きていたら

自分の価値や生きる意味なんてわからなくなりますよね。

 

社会はそんな人に対して

 

甘えてるんじゃない

そんな考え方じゃだめだ

なんでできないんだ

もっとやれ

お前はだめだ

 

こんな風に言ってきますから余計に自分を責めてしまうし、

社会が怖くなって、自分で自分を塞ぎ込んでしまうのだと思います。

 

教育システムと社会のシステムの欠陥

昔は軍隊のように右向け右の教育が

日本でも行われていました。

僕の子供の頃は、今の時代と昔の中間のような

時期だったと思います。

 

頭を叩かれたり、大声で怒鳴られることもよくありました。

僕の世代でもあったぐらいですから、

僕より上の世代はそんなのが日常茶飯事だったはずです。

 

そんな教育システムだった昔は

軍隊のような人が量産されていたはずです。

今も昔も僕たちは国や会社から

教育という洗脳を受けています。

 

ただ昔は時代が良かったわけです。

むしろそういった軍隊っぽい人が必要だったとも言えます。

 

上司の言うことを聞いて

とにかくバリバリ働く大人を量産する必要がありました。

日本はまだ成長期だったので

大量生産大量消費をしていた時代です。

 

経済を回していくことが第一とされていて、

そこに疑問を抱く人もいませんでした。

終身雇用、一軒家、結婚、高学歴、高収入、大手企業への就職・・・

 

こういったことが社会のステータスとして成り立っていました。

そしてがんばればお金としても還元されていた時代ですので、

多くの人が豊かになっていきました。

 

もちろん裏側には大変だった人もいたと思いますが、

今とは大きく価値観が違ったのは間違いないのではないでしょうか?

 

それに比べて現代はどうでしょうか?

教育は個性を育むようにしているのに

そういった昔の軍隊じみた大人が社会の中枢を担っています。

 

社会のシステムもそのままです。

つまり教育システムと社会のシステムに

大きな隔たりがあるのです。

 

最近は働き方改革なんてものを推進していますが、

実際は「何も変わっていないよ・・・」と思う人が

ほとんどなのではないでしょうか?

 

もちろんいくらがんばっても給料も上がりません。

そもそも30代を過ぎたあたりで人間が変わるのは

そんなに簡単なことではないはずです。

 

昔から軍隊教育を受けてきて

骨の髄まで洗脳された大人達が

今更若い子と同じ価値観で働けるわけがないんですよね。

 

それは若い子も一緒です。

軍隊教育を受けてきた大人達とは

根本的に価値観が合わないのは当然と言えます。

 

昔の教育をされてきた大人達と

今の時代の価値観で教育されてきた若い子達が

無理矢理同じシステムで働いているのです。

 

 

鬱病が増加している時代が示すこと

「鬱病の人が増えている」

この事実は僕たちに何を示しているでしょうか?

僕は多くの人が人生に迷い、

不安になっていることを示していると思っています。

 

実際に鬱と診断されていない人でも

病院に行っていないだけで

鬱の症状が出ている人は大勢いると思います。

 

個性の時代が叫ばれながら、

実際の社会システムは個性を潰されるシステムです。

所属している組織の中でみんなと一緒でなければ

結局批判されてしまいます。

 

空気を読まなければいけないという感覚に

日本人は慣れすぎているのかもしれません。

 

仮に頑張って空気を読み、組織の中で結果を出しても

ほとんどの場合は割に合わないわけです。

多くの人が人生に迷い不安になったり、

未来が見えないと思うのは当然かもしれません。

 

僕からの提案

ではこんな混沌とした時代を生き抜くには

どうすればいいでしょうか?

僕は個人で稼ぐ力を身に付けることが

重要だと思っています。

 

なぜなら会社や学校、国に期待しても

厳しい現実を変えることができないからに他なりません。

 

僕が鬱の時に思ったことは

鬱の症状を改善してくれる薬はあっても

一時的なものに過ぎないということでした。

 

仮に薬で症状が良くなっても

社会で生きていかなければなりません。

 

つまり自分で稼ぐ力がなければ

どこかの組織に依存せざるを得ないわけです。

この先何十年もそんな生き方をするのは

あまりにも苦しいとは思いませんか?

 

自分の個性を潰して組織の中で生きていくか

自分の個性を生かして個人で稼ぐか

 

生き方はこの2通りしかありません。

どちらが正解というわけではありません。

 

重要なのは自分がどちらの生き方を

選択したいかということだけです。

 

こんな話しをすると

 

もう生きているなんて辛い

 

こんな風に思う人もいるかもしれません。

 

でも一生幸せになれる薬なんていくら出しても買えないわけですし、

どこにも売ってはいません。

僕たちができることは自分の可能性を信じてあげて

自分自身を高め続けることではないでしょうか?

 

僕がなぜこんな話しをしているかというと

鬱の症状について書いてある記事は他にいくらでもありますし

専門的な知識は専門家に任せた方がいいと思っているからです。

 

僕が鬱だった頃、何も行動せずにいたら

今も同じ苦しみの中にいたでしょう。

結局人生を変えるのは自分自身です。

 

時代は待ってくれません。

個性の時代はある意味で僕たちに

残酷な現実を突きつけているのかもしれません。

 

がんばったら報われる時代ですが、

がんばり方を間違えると苦しいだけです。

 

これを読んでくれているということは

今苦しんでいる最中かもしれません。

僕は同じがんばるなら

自分らしく生きられる方法を選びたいと思いました。

 

ここまで読んでくれたあなたには

自分自身が納得出来る生き方を選択して欲しいと思います。